【第39話】トリプルネガティブ乳がんとの闘い:治療完了、そして新たな挑戦へ

治療後
きゃんばぁば
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「治療が終わったら無治療期間に入るからね」
10年前トリプルネガティブ乳がんの標準治療を終えたとき、主治医からそう告げられました。

治療後が終われば、ホッとするかと思っていたら不安や焦りの方が大きかったことを、今でも覚えています。

そこから始まった10年間の経過観察期間。様々な感情が入り混じった生活を送ってきました。

今日は私が経験したトリプルネガティブとの闘い、治療後の生活についてお話ししたいと思います。

トリプルネガティブ乳がんについて、主治医からの説明

きゃんばぁば
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トリプルネガティブ乳がん(TNBC)は乳がん全体の20%を占めるタイプのがんです。主治医から「3年以内の再発率が高く、再発後の生存率も他の乳がんと比べて短い」と説明されました。

他の乳がんとは違い、ホルモン剤や分子標的薬が効かず、治療薬は基本的に抗がん剤のみ。悪性度も高く、進行も早いと言われています。

私も「グレード3」と診断されました。でも主治医から「グレードが高いがんの方が、抗がん剤が効きやすい場合もある」と励まされ、前向きな気持ちで治療に挑むことができました。

また、術前抗がん剤でがんが完全に消えれば、再発率が大幅に下がるとも聞いていました。

主治医のイラスト

主治医から再発についての説明を受けました

乳がんは全身の病気

きゃんばぁば
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乳がんは乳腺だけの病気ではなく、全身に広がる可能性があります。そのため治療も局所的な治療から全身治療へと変化しているそうです。

私の場合は、ステージ2Aで「パクリタキセル」と「FEC」という抗がん剤を組み合わせた、術前治療を受けました。

これは体内に散らばっているかもしれないがん細胞を叩くための治療法でした。そして、この治療のおかげでがんは完全に消えました

手術と放射線治療後を終え、治療期間はトータルで約1年。主治医から 「抗がん剤で完治する確率は、38%」と説明を受け、その確率にかけた1年は、今振り返ると本当に貴重な時間でした。

抗がん剤、手術、放射線の写真

抗がん剤、手術、放射線治療で初期治療が終わりました

無治療期間への不安と向き合う

きゃんばぁば
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治療が終わったとき、私は主治医にすぐに相談しました。「無治療期間が怖いので、定期検査をしてもらえませんか?」

でも主治医の答えは「ひんぱんに検査をしても、生存率に変化がないことが証明されています」との回答でした。

それを聞いて、「だったら不安な気持ちでいるより、今を楽しんで生きよう」と気持ちを切り替えました。

でも、再発率が高いことを知っていたので、セルフチェックだけは欠かさず行い、異変があればすぐに受診するようにしていました。

主治医に相談する女性のイラスト

再発につい主治医に相談しました

再発検査について

10年前、主治医から「PET検査やCT検査では5ミリ以下のがん検出が難しい」と説明を受けました。 再発が疑われる場合の検査としては

  • 骨シンチグラフィ
  • マンモグラフィ
  • 超音波検査
  • MRI
  • CT
  • PET
  • 血液検査

などがありますが、再発リスクが低い場合はひんぱんに画像検査は行わないとのことでした。

3年間、生活習慣を見直してみた

きゃんばぁば
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「再発を防ぐためにできることはないのかな?」
そう思った私は、まず生活習慣を3年間見直すことを決めました。

見直した生活習慣
飲酒をやめる がんのリスクを下げるため思い切って禁酒。
和食中心の食事 食物繊維、発酵食品 オメガ3脂肪酸など意識して摂取。
適度な運動 筋力をつけて、ストレス発散&肥満防止。
オーラルケア 口腔ケアもがん予防につながると知り徹底。
睡眠の質を向上 免疫力を整え、細胞の修復を助けるために工夫。
毎日笑顔で過ごす 免疫細胞の(ナチュラルキラー細胞)を活性化。
ストレスを溜めない 免疫力を下をないように、意識して管理。

 

これらを続けるうち、体の中から健康になっていく感覚を実感しました。

定期的検診とセルフチェック

きゃんばぁば
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無治療期間中、私は年に1度の定期検査を受けていました。

「検診の回数を増やしませんか?」とお願いしたこともありましたが、主治医からは「検査の回数を増やしても再発予防にはならない。」とはっきり言われました。
代わりに「何か異変があればすぐに診察するから大丈夫。」と。

乳がん自己検診する女性のイラスト

再発予防では自己検診を欠かしませんでした

毎年の検査内容は

  • 血液検査
  • マンモグラフィ
  • 超音波検査
  • 触診
  • 主治医との会話

経過観察5年目以降は、検査が年に1回になり、その分セルフチェックを毎月欠かさず続けることを大事にしていました。

主治医によれば、CTや骨シンチPETなどの検査は「症状がないときに行っても、生存期間延長に繋がらない」そうです。

だから「再発の不安より、日々の生活を充実させることが大事」なのだと考えるようになりました。

無治療期間をどう生きるか?

きゃんばぁば
きゃんばぁば

無治療期間は怖いけれど、新しい人生のスタートでもある」と思い10年間過ごしてきました。

続きの記事…。

第40話はこちらから↓

 

再発が怖かった!きゃんばぁば

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