結論:乳がんを早期に発見するには自己検診と定期検診が大事
私が、乳がんと診断された11年前は「16人に1人」と言われていました。ところが現在では「9人に1人が乳がんになる時代」と言われています。(国立がん研究センター「がん情報サービス」)
これは、クラスに30人の女性がいたら、3〜4人が一生のうちに乳がんになる可能性があるということです。

乳がんは、とても身近な病気になってきたということです。
だから、乳がんを早期発見するためには「自己検診」や「定期検診」がとても大切なんです。
自己検診と定期検診が大事だと思った理由❶自分が自己検診で見つけたから
「まさか自分が…」が、本当に起こるから
健康に自信があった私でも乳がんになりました。

「乳がんなんて自分には関係ない」と思っていました
「毎年乳がん検診も受けているし大丈夫!」そう思い込んでいたんです。
でも、ある日自己検診で右胸に小豆ような硬いしこりを見つけました。
幸い、早い段階で気づくことができたおかげで、昨年無事完治することができました。

自己検診で乳がんを見つけました
自己検診と定期検診が大事だと思った理由❷定期検診だけでは万全といえないから
定期検診だけでは万全といえないから
私は毎年、乳がん定期検診を受けていました。「検診さえ受けていれば大丈夫!」と、どこかで安心していたのだと思います。

でも、乳がんを見つけたのは自分の手でした。
検診を受けた担当医に「毎年検診を受けているのに、どうして見つからなかったんでしょう?」と尋ねると…
「マンモグラフィーは乳腺が発達している人の場合、単独では見つけにくいことがあります」という言葉が返ってきました。
つまりマンモグラフィーだけでは見逃されることもあるということ。
そのため私は超音波検査(エコー検査)との併用を勧められました。

正直、「もっと早く検診のときに教えてもらえていたら…」
少しでも早く、乳がんを見つけることができたかもしれない、そう思い先生に伝えました。
返ってきたのは「現在の市民検診では二つの検査を受けることができません」という現実でした。
だから、皆さんには可能であれば「マンモグラフィーと超音波検査の併用で受けること」をお勧めしたいなと思っています。

マンモとエコー検査の併用をおすすめします
自己検診と定期検診が大事だと思った理由❸早期発見だから選べた治療
私の場合しこりは1.3ミリでした。
手術の前に抗がん剤治療を受けたことでがんが消えて、手術の方法を選ぶことができました。
結果、乳房を全部取るのではなく、温存手術ができたのです。
今では、傷もほとんど目立たなくなり、本当にきれいに治りました。
乳がんを早く見つけられたことで、治療の選択肢が広がったのだと実感しています。
- 部分切除(温存手術)で済むケースが多い
- 抗がん剤が不要なこともある
- 入院期間や治療費も軽減される
- 手術後のQOL’生活の質)も保ちやすい
自己検診と定期検診が大事だと思った理由❹家族を悲しませたくないと思ったから
乳がんとわかったとき、私がまず頭に浮かんだのは家族の顔でした。

「どうやって伝えよう」「きっと心配させてしまう」そんな風に思っていました。
自分の体だから自分だけの問題だと思いがちですが、病気なると自分一人の問題ではなくなります。
自分が辛いときに、一緒に苦しんでくれるのが家族であり、大切な人なんです。
月に1度の自己検診と年に1度の乳がん検診を受けましょう。
さいごに:「早く見つかれば治せる病気」私が実感した早期発見の力

私は51歳で乳がんを発症して2024年1月に完治しました。この経験から早期発見がどれほど大切かを痛感しています。
- 完治の可能性が高く、温存など自分に合った治療法を選びやすい
- 治療期間が短く経済的負担も軽くなる
乳がんはステージ(進行度)によって治療成績が大きく変わります。
乳がんのステージ | 再発率 |
ステージ0(非浸潤がん) | 約5%以下 |
ステージ1(早期がん) | 約10% |
ステージ2 | 約20〜30% |
ステージ3(進行がん) | 約50% |
ステージ4(遠隔転移あり) | ほぼ100%(治療継続が必要) |
ステージ1までに発見できれば100%に近いことがわかります。これは早期発見=命を守るという意味です。
乳がんには「これをすれば確実に予防できる」という方法は、残念ながら今のところありません。

だから、定期的な検診と月に1度の自己検診は、とても大切なんです。
早期に発見できれば9割近くが、完治に近い状態まで回復すると言われています。(ステージ1の場合)
乳がんは決して他人事ではありません。
今日からできる小さな習慣を、どうか始めてみて下さい。
29話に続く…。
第29話はこちらから↓

あなたの未来を守ろう!きゃんばぁば