知らないと騙される!乳がん治療拒否しないで、標準治療を受けよう!

YouTubeで乳がんの標準治療を受けずに、余命宣告を受けた方の動画を見て衝撃を受けました。
私は、乳がんと診断されたら誰もが病院で検査を受け、治療を受けるのが当然だと思っていました。

しかしその動画を見て心が大きく揺さぶられました。

主治医から聞いていた標準治療の大切さ!


乳がんの標準治療とは、高い効果が期待でき、安全性も確認された現時点での最良の治療法です。

この記事では乳がんサバイバーである私が、標準治療を選んで完治をした経験をもとに、標準治療の大切さについてお伝えします。

この記事が多くの方の参考になることを願っています。

目次

乳がんと告知されたらまずは落ち着いて、乳腺専門医を受診しよう!

乳がんと告知され時、誰もが冷静ではいられません。私自身も色々な感情に揺れ動く日々を過ごしました、

1病院が決まるまで

頭の中が真っ白になり、不安で眠れない日が続きました。「まさか私が乳がんのはずがない」1週間ほどは現実を受け入れられませんでした。

2.検査を受けたとき

治療への恐怖や「選んだ治療法は間違っていなかったのか?」という不安が頭から離れずに、食欲もなくひたすら乳がんについて調べ続けていました。

3.治療法が決まりステージが確定した時

この頃から少しずつ乳がんであることを受け入れることができるようになり、前向きな気持ちが芽生えてきました。
精神科医の先生によると、これらの反応は心を守るための正常な反応だそうです。

ネット情報や根拠のない治療に要注意!

この頃、ネットで「抗がん剤は怖い」などの情報を目にすることもありましたが、私の場合は主治医から根拠のある治療の説明を受けていてため、誤った情報に惑わされることはありませんでした。

信頼できる主治医と出会えることが本当に大切なことだと今でも強く感じます。

しかし、もし乳腺外科で診察を受ける前だったら、ネット情報やドクター以外の人からの話に流されてしまう可能性もあったかもしれません。そんな時は安易に信じるのではなく、必ず乳腺専門医に相談に行きましょう。

あなたの身体を守れるのは、あなた自身です。

「標準治療って何?」治療後にもう一調べたこと

乳がんと診断されて最初に受ける治療を初期治療といいます。

初期治療には、手術や放射線治療などの局所治療、そして全身療法である化学療法があります。
乳がんのタイプによって治療法が異なり、個別にカスタマイズされた治療が行なわれます。

乳がんのタイプや化学療法の記事はこちらかご覧いただけます↓

主治医に教えてもらった!乳がんのサブタイプと治療法

乳がん標準治療について

手術療法は大きく二つに分かれています。
乳房温存手術:乳房の一部のみを切除する手術(私はこちらを選びました)
乳房切除術:大胸筋や小胸筋を残し、乳房全体を乳首と共に切除する手術

センチネルリンパ節とは:がん細胞がリンパの流れに乗って最初に到達するリンパ節のことです。
センチネルリンパ生検:脇の下のリンパ節を切除するかどうかを判断するために行われます
リンパ節郭清:リンパ節と周囲の脂肪組織を一塊で取り除く手術です。

放射線治療は、乳房温存手術に残った、乳房の再発を防ぐために行います。(私も放射線治療受けました)

化学療法は、ホルモン剤、抗がん剤、分子標的治療薬などがあり、乳がんのタイプにより使用する薬が異なります。

以上が標準治療の説明です。

ステージやタイプにより治療法が異なります。

主治医からしっかりした説明を受け、納得する治療を選びましょう。

治療法を決めるのは主治医とあなたです

注)これらの治療法は10年前のものです。自分のために調べた情報です。
治療法については必ず主治医と相談してください。

乳がんは全身病だから、化学療法は大切な武器

主治医から乳がんについて詳しい説明を受けました。

たとえしこりが小さくても、目に見えないがんが細胞がどこかに転移している可能性があるそうです。

私の場合早期乳がんでしたが、「その可能性を潰すためにも術前か術後の抗がん剤治療が必要です。」と説明を受けました。

また私の乳がんは、トリプルネガティブ乳がんで、がんのグレード3という悪性度の高いものであったため、術前抗がん剤治療を提案されました。

主治医からの丁寧な説明のおかげで、治療法が決まってからは前向きな気持ちになることができました。

信頼できる医師との関係が大切

治療中は不安定な気持ちになることもあり、ネット情報や同じ病院で知り合った患者さんの情報に一喜一憂することもありました。

そんな時は担当看護師や主治医に相談していました。

乳がんについてもっとも理解しているのは、あなたの主治医です。


治療を最後まで乗り越えるためには主治医との信頼関係が何よりも大切です。

セカンドオピニオンをためらわないで

もし、主治医に不信感があったり、現在の治療法に納得いかない場合は、遠慮なくセカンドオピニオンを受けましょう!

私はセカンドオピニオンを受けた病院の、M先生に治療を託しました。その選択は大正解でした。
もしM先生が主治医でなかったら、治療を最後まで頑張ることができなかったかもしれません。

信頼できる主治医と出会い、標準治療を受けよう!きゃんばぁば

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次