乳がん治療を乗り越えるには心の強さが重要だと実感しました。

乳がん治療を経験してやっぱりメンタルの強さって本当に大切なんだなと実感しました。
乳がんと診断されたあの日から、私の人生は一変しました。
抗がん剤、手術、放射線治療、体への負担も大きく、不安や恐怖で押しつぶされそうになる日も何度もありました。
そんな中私が身をもって実感したことがあります。
それは治療を乗り越えるためには「心の強さ」が何よりも大切だということです。
治療中、気物が落ち込むと体調も悪くなりがちでした。実際、メンタルが不安定になると免疫力も下がり治療の効果や副作用の感じ方にも影響すると感じました。
逆に、前向きな気持ちを保っていると、体の調子も整いやすく、日々の生活の中で小さな喜びを見つけられるようになります。
ストレスに強くなるにはどうしたらいいか調べまくった!

乳がん治療をする中で、私が本気で考えたのが「ストレスとどう向き合うか」ということでした。
体の治療ももちろん大事だけど、それと同じくらい心のケアも大切だなって感じたんです。
「どうしたらストレスに強くなれるんだろう」そんな思いから色々調べてみました。

ストレスについて調べました
調べていくいく中で知ったのは、メンタルと自律神経はすごく深く関係しているということでした。
特に自律神経とメンタルには深い関係があって、メンタルが安定すると自律神経が整って、心の健康が向がグッとよくなります。
その結果、ストレスにも強くなってさらにメンタルが鍛えられるという良い循環が生まれるんです。
どちらかの調子が崩れると、もう片方にも影響が出てしまうんです。例えば、すごくストレスがかかった時「ドキドキ」したり「呼吸が浅くなった」なんて経験ありませんか?
それは自律神経が反応しているからなんです。
メンタルが安定する
↓
自律神経が整う
↓
心身の健康が向上する
↓
ストレスに強くなる
↓
さらにメンタルが強くなる
こんなふうに、メンタルと自律神経はお互いに影響を与え合いながら、心と体のバランスをたも大切な存在なんです。
この関係を知ってから「気持ちを整えること」「体を労わること」どちらも同じくらい大事にするようにしました。
それだけでも、ストレスに負けない自分を育てていけると思いました。
メンタルと自律神経の関係に注目
自律神経って、普段あまり意識することはないかもしれませんが、実は私たちの体を24時間休まずに支えてくれている、ものすごく大切な神経なんです。
- 交感神経(活動モード)
- 副交感神経(休息モード)
この2つがバランスを取りながら働いています。
交感神経 |
ストレスを感じたり緊張したときに働きます。 |
副交感神経 | リラックスしているときや休んでいるときに働いて、体をお休みモードに導いてくれます。 |
この2つの神経が、バランスよく切り替わることで、私ちは日常生活を送ることができているんです。
たとえば、心拍数、呼吸、体温調整など、私たちが意識しなくてもちゃんと働いてくれてる。これが自律神経のすごいところなんです

だから、自律神経を整えることは、心も体も健康に保つ上でとても大切なんですね。
前向きなメンタルで自分らしく闘うために私が実践し続けてきたこと7選
何度も心が折れそうなことはあったけれど「メンタルは鍛えるもの」という考え方に出会ってから少しずつ変わっていきました。
メンタルを鍛えるのは難しそうに見えるかもしれませんが、実は小さな習慣から始めることができます。
私はそれを「心の筋トレ」だと思って、日常生活の中で実践してきました。
毎日の小さな習慣が心を強くし、ストレスに負けないメンタルを育ててくれます。

今回は、私が実際に取り組んできた、前向きなメンタルを保つための7つの習慣をご紹介します。
❶小さな成功を積み重ねて達成感を得る

そんな中で、私が心がけるようになったのは、小さな成功を見つけて自分を褒めてあげることでした。

朝早く起きるそんなことでも自分を褒めるようにしました
❷ありのままも自分を受け入れ感情を整理する時間を持つ

乳がんの治療が始まって、私が気づいたことがあります。
❸深呼吸を取り入れる
検査結果を待っているとき、治療前の診察室、そして自宅で一人になったとき…。
心臓がドキドキして、呼吸が浅くなる感覚がに襲われることがありました。

「これはストレスだな」と感じた瞬間です。
そんなとき、看護師さんが教えてくれたのが「深呼吸」です。

深呼吸すると不安な気落ちが落ち着きました
最初は「そんなことで本当に落ち着くの?」と半信半疑だったのですが、試してみたら思った以上に効果がありました。
方法はとってもシンプル。
鼻からすって、ゆっくり口から吐く。たったこれだけ。
でもこれを、数回繰り返すだけで、頭の中のざわざわが少しずつ静まってくるのを感じました。
❹自分を褒める

治療中「今日な何もできなかった」と落ち込んでしまう日がありました。
でも、よく思い返してみると、ちゃんと洗濯をして、ご飯も作って、病院に行っていて…。それだけで十分がんばってたんですね。
特別なことではないけれど、今の自分にできることはちゃんとやっている。そんな自分を認めてあげることが、大切なんだと気づきました。
乳がんになる前の自分だったら、当たり前のようにできていたことが、治療中は半分もできないこともありました。
そん中、「よくやった」と褒めてあげることがメンタル少しずつ強くすることに、つながっていたんだと思います。
❺自分を癒すリラックス時間を取る

❻楽しいと思えることを見つける

楽しむことは「心の栄養」なんだ気づいたんです。
❼問題や失敗と向き合う
治療中は、思い通りにいかないことや、うまくいかないことがたくさんありました。

特に「これをやろうと」と決めたことが全くできなかったり、人との約束を守れなかったりすると、自分を責めてしまうこともありました。
メンタルを鍛えてみて感じた5つのメリット

メンタルを鍛えることって、がん治療を乗り越えるうえで本当に大きな力になるんです。
心の持ち方ひとつで、治療の効果が高まったり、副作用を和らげたりすることもできるんですよ。
私自身、試行錯誤しながら「心を整える習慣」を続けていく中で少しずつ変化を実感するようになりました。
最初は小さな気づきでしたが、積み重ねていくことで、体の調子や気持ちの安定にも繋がっていきました。
ここからは、私がメンタルを意識して整えるようになってから感んじた5つのメリットをご紹介します。
❶免疫力が上がった

抗がん剤治療で1度白血球減少して、治療を受けられなくなったことがありました。
その後は、ストレスを減らすことや気持ちを前向きに保つことを意識するようにしたところ、不思議と体調を崩すことなく、抗がん剤治療の前半を終えることができました。
ストレスが減ると免疫力が高まり、がんと向き合う力が強くなるんだと実感しました。
「心と体って繋がっているんだな」と感じた大きな出来事でした。
❷治療に前向きになれた

治療が始まる前は「頑張ろう」という気持ちと「本当に大丈夫かな」という不安が交錯する日々を過ごしていました。
ある日主治医に「先生私に何かできることありますか?」と尋ねたところ「毎日笑顔でいてください」という言葉が返ってきました。
笑顔でいることの大切さを知った日から、できるだけ気持ちを明るくすることを心がけるようになりました。
するとメンタルが安定してきて、以前のように不安や怖さに押しつぶされることが減って「治療を頑張ろう」と思えるようになっていきました。
❸痛みや不安を和らげることができた

メンタルを鍛えたことで、治療の痛みや副作用に対しても向き合い方に変化が現れました。
「今だけ頑張れば、きっと楽しい未来が待っている」と思えるようになり、痛みも不安も少しずつ和らいでいったんです。
どづしても不安なで辛い時は、深呼吸や瞑想などリラックス方法を取り入れて、自分の心を落ち着けるようにしていました。
呼吸を整えたり、静かに目を閉じるだけでも、気持ちがほぐれ不安から解放される感覚がありました。
❹健康的な生活を続けることができている

治療中は食事や睡眠のリズムが乱れたり、何もする気になれない日もありました。
でも、メンタルを意識するようになってからは、少しずつ生活リズムも整っていきました。
気持ちが安定してくると「散歩に行ってみよう」「栄養のあるものを食べようかな」と思えるようになり、無理なく運動や食事、睡眠といった健康的な生活を続けられようになりました。
❺ストレスに強くなったと実感する
気持ちが強くなっていったことで、治療中に嫌なことや辛いことがあっても「そんな日もあるよね」と受け流せるようになっていきました。

抗がん剤治療を辞めたいと思った時もありました。
以前の私なら、きっと楽な方に気持ちが流れていたと思います。
メンタルを鍛えたことで、自分の中に乗り越える力がついたと感じたんです。
「今できることに集中する」
「嫌なことから逃げない」
そんな心の強さが、育っていったように思います。
さいごに:がん治療には心の強さがとても大切です
がん治療は体だけではなく心にも大きな負担がかかります。
痛みや副作用だけでなく「これからどうなるんだろう」という不安。
周りに迷惑をかけるかもしれないという罪悪感…。
目には見えない心の葛藤と毎日向き合いながら過ごしてきました。

そんな中で「心の強さ」はがん治療を乗り越えるために本当に大切なものだということ。
そして、その心の強さは、治療の支えだけではなく、日々の生活そのものを支え力になる私はそう感じています。
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第45話はこちらから↓

心も筋トレをしよう!きゃんばぁば