【第4話】トリプルネガティブと診断されたあなたへ〜知っておきたいことと私の体験談

検査〜告知
きゃんばぁば
きゃんばぁば

こんにちは はじめまして。

この記事を読んでいるということは、もしかするとあなた自身がトリプルネガティブ乳がん(TNBC)と診断されたばかりかもしれませんね。

もしくは大切な人が、この病気になり情報を探しているのかもしれません。

まず伝えたいことがあります。

きゃんばぁば
きゃんばぁば

あなたは一人じゃない

私も以前全く同じ状況でした。

診察室で「トリプルネガティブ乳がんです」と告げられた時、何をどうしていいのか、どうやってこれからの日々を過ごせばいいのか不安でいっぱいでした。

診断を受けられたあなたに、私の検査後の告知体験と、まず最初知っておきたいことをできるだけわかりやすく説明しますね。

紹介されたS病院での検査が始まった

きゃんばぁば
きゃんばぁば

そしてクリニックから紹介されたS病院での検査が始まりました

S病院での初診の日。

診察室に入ると、主治医の先生は優しく「これから沢山検査しますが、一緒に頑張りましょうね」と声をかけてくれました。

その言葉に少しだけ安心しながら、数日間にわたる検査が始まりました。

CTj検査の写真

次から次へ検査ばかりの日が続きました。

乳がんを確定診断するための検査

乳がん確定検査内容
マンモグラフィー検査 X線を使った乳がん専用の画像診断
超音波検査(エコー検査) 乳房に超音波を当て、内部の状態を確認する検査
MRI検査 磁気と電波を利用し、乳房の断面画像を撮影する検査
CT検査 がんの広がりを詳しく調べるための画像検査
組織診 細胞診よりも太い針を使い、病変の一部を採取して詳しく調べる検査
細胞診(針生検) 細い針をがんの部分に刺し、細胞を吸い出して顕微鏡で調べる検査
腫瘍マーカー検査 血液検査で、がんに関連する物質の値を調べる検査
PET検査 がんが他の臓器へ転移していないか確認する検査

どの検査も治療をするための検査ではなく、病気を正確に知るためのもの。

 

きゃんばぁば
きゃんばぁば

そのことは頭ではわかっていても、検査のたびに不安になりました。 

そしていよいよ結果を聞く日

心も体もすっかり疲れ果てていましたが、夫と母と一緒に、主治医が待つ診察室へと向かいました。

どんな結果が出るのか、不安と緊張でいっぱいでした。

「もしトリプルネガティブ乳がんだったらどうしよう」そんな思いで先生の言葉を待ちました。

がんになった家族を心配する夫と母親のイラスト

「大丈夫かな?心配だな」

辛かった検査結果〜告げられた「トリプルネガティブ乳がん」

きゃんばぁば
きゃんばぁば

主治医から告げられたのは「トリプルネガティブ乳がん」という診断でした。

それは悪性度が高い「グレード3」の乳がん。

先生は丁寧に説明してくれましたが、私の頭の中は「トリプルネガティブ」という言葉でいっぱいになり、それ以降の話がほとんど頭に入ってきませんでした。

さらに、先生からは「このタイプの乳がんは予後が悪く、治療法は抗がん剤しかない」と。
(これは10年前の治療法です)

私は不安と恐怖で押しつぶされそうになりました。

治療法の選択〜突きつけられた重い決断

そして、私は治療法の選択を迫られました。

先に抗がん剤をしますか?それとも手術を先にしますか?」と聞かれ…。

「次の診察までに決めてきてください」と言われました。

私は、思わず先生にこう尋ねました。

「奥様が同じ状況だったらどちらを選びますか?」

先生は少し考えた後、僕なら「術前抗がん剤を選びます

それでも、私の心の中は揺れたままでどうしても決断することはできませんでした。

主治医からの説明を聞く女性の写真

今の私には治療法は選べないよ…

セカンドオピニオンを受けるという選択

きゃんばぁば
きゃんばぁば

治療を選ぶのは自分自身」と頭の中では分かっていても、この時は、どうしても前に進むことができませんでした。

もっと乳がんについて学び、別の医師の意見も聞かなければ、自分が本当に納得できる治療方法を選ぶことはできない思いました。

そこで私は、セカンドオピニオンを受けることを決意しました。

納得できる治療を見つけるために、新しい一歩を踏み出したのです。

セカンドオピニオンを受けるためにやったこと:3つ

1.主治医に伝える
まず、今の主治医に「セカンドオピニオンを受けたい」と伝えました。 この時、治療について、疑問に思うこと、理解できていないことを整理しておくとセカンドオピニオンの医師に相談しやすくなります。
2.セカンドオピニオンの病院を探す
乳腺外来があり、乳腺専門医がいるしている病院を探しました。セカンドオピニオン外来がある病院も候補に入れました。
3.受診予約
現在の担当医のいる病院から紹介状を書いてもらい予約を入れてもらいました。
 セカンドオピニオンとは
病気を正しく理解、納得した上で治療を選択するために、別の病院の医師に相談して意見をもらうこと。
セカンドオピニオンの先生の写真

遠慮せずに質問しようね!

セカンドオピニオンで大切なことは「遠慮せずに質問すること」

診断を受けたばかりの心の整理

きゃんばぁば
きゃんばぁば

診断を受けたばかりのとき、気持ちはどうでしたか?

私の場合「どうして私が?」という思いが頭をよぎりました。

「治るの?」「子どもたちになんて伝えよう」「お金は?」「仕事は?」

色々な不安が押し寄せて、気がつくとネットで検索ばかりしていました。

でも今振り返って思うのは、「最初にちゃんと心を整理することが大事」ということ。

心を整理しよう
まずは深呼吸をする 焦ると不安が余計に大きくなります。「今すぐに決めなくていい」と自分に言い聞かせてください。
正しい情報を知ること ネットには色々な情報が溢れています。信頼できる情報を優先して。冷静に判断しましょう。
一人で抱え込まない 家族や友人に話すことは勇気が入りますが「誰かに話すだけで気持ちが軽くなることがあります。(患者会もおすすめです)

 

トリプルネガティブ乳がんとは、どんなタイプなの?

きゃんばぁば
きゃんばぁば

なぜトリプルネガティブ乳がんと呼ばれるの?

 

乳がんはがん細胞がどんな性質を持っているかで分類されます。

トリプルネガティブ乳がんにはこの3つの要素がないのです
3つの要素
エストロゲン受容体 エストロゲンによって成長するがん
プロゲステロン受容体 もう一つの女性ホルモン(プロゲステロン)によって成長するがん
HER2(ハーツー) がんの成長を促すタンパク質(HER2)が多く発現しているがん

トリプルネガティブ乳がんはこの3つの全てが陰性であることから、トリプルネガティブ(3重陰性)と」呼ばれています。

「トリプルネガティブ乳がんって治療法が難しいの?」と心配になるかもしれませんが、実は抗がん剤がとってもよく効くタイプのがんでもあります。

最後にあなたに伝えたいこと

きゃんばぁば
きゃんばぁば

トリプルネガティブ乳がんと伝えられたとき、私はとても怖かったです。

 

でも今振り返ると、治療の選択肢は確実に増えているし、決して希望を失う必要はないと感じています。

もし、不安なことがあれば、信頼できる医師に相談しながら「自分にとってベストな治療」を選ぶことを大切にしてくださいね。

あなたが前向きに治療を進められるよう、心から応援しています。

第5話に続く…。

第5話はこちらから↓

セカンドオピニオンを受けてよかったよ!きゃんばぁば

私の治療歴はこちらから↓

タイトルとURLをコピーしました