【第43話】ステロイド治療の副作用対策として主治医に勧められたビタミンDを10年間摂取し続けているのでその効果について感想を語ります!

治療開始・抗がん剤

 

ステロイド治療の副作用対策として主治医に勧められたビタミンDを10年間服用しています。

きゃんばぁば
きゃんばぁば

乳がん治療の一環として放射線治療を受け、その副作用で間質性肺炎を発症しました。

そのため現在もステロイドによる治療を続けています。

副作用の管理のため、主治医から勧められたのが「ビタミンDの服用」でした。

服用を始めてから今年で10年になります。

当時は、ビタミンDを飲むことが「がん予防」と関係しているなんて思ってもいませんでした。

目的はあくまで、副作用のひとつである、骨粗しょう症のためでした。

ただの「補助的な栄養素」という認識でした。

でも、最近「ビタミンDががん予防に役立つ」という医師や専門家の話を耳にするようになりました。

意識せず続けてきた習慣が、気づかないうちに自分を守ってくれた…。そう思ったとき

「知っていること」「続けていること」の大切さを実感しました。

「ずっと続けてきたこの習慣が、実は私を守ってくれていたのかもしれない」と感じるようになりました。

ビタミンDの服用効果についての感想

1.ビタミンDの基本的な働き
ビタミンDは骨の健康を保つだけではなく、免疫機能の調整や抗炎症作用にも関わる栄養素です。最近では、細胞の異常な増殖を抑える働きがあることも、わかってきていてがんとの関係が注目されています。
きゃんばぁば
きゃんばぁば
私は、ビタミンDを服用するようになってから、風邪を引くことが少なくなりました。
コロナ禍が始まるまでは感染症にもかかることなく健康で過ごしていました。
2.乳がんとの関係も報告されている
海外ではビタミンDの血中濃度が高い人は、乳がんのリスクが低下する傾向があるという研究報告もあります。また、日本でも同様の研究が進んでおり、ビタミンD不足が乳がんの発症や再発に影響する可能性が指摘されています。
私はトリプルネガティブ乳がんだったので「治療後2年から3年は再発リスクが特に高いので注意が必要です」と言われていました。
きゃんばぁば
きゃんばぁば

でも、その時期を無事に乗り越えることができたのは、もしかしたらビタミンDのおかげかもしれないと、今は思っています。

3.特に注意が必要なビタミンD不足の現代人
ビタミンDは、日光を浴びることで体内で合成される栄養素ですが、現代の生活ではどうしても不足しがちです。
紫外線対策で日光を避けがち、室内での生活が中心、食事からの摂取も限られている
きゃんばぁば
きゃんばぁば

ビタミンDは太陽の光を浴びることで体内で作られるので、ウォーキングするときは必ず足首を出して日光に当たるようにしていました。

ビタミンDの服用と日常生活で、そうした意識を持ち続けてきたこともあって、骨密度も年齢より高い数値で保たれているのだと思います。
ウォーキングをする女性の写真

ウォーキングの時足首に日光が当たるように歩いています。

きゃんばぁば
きゃんばぁば

ステロイド治療と同時にビタミンDを補うようになりました。

初めは効果があるのか半信半疑で、お守りのような感覚で服用をスタートしました。

毎年の骨密度検査では「年齢よりも若いですね」と言われていたのです。

感染症にもかかりにくく、この頃から「ビタミンDのおかげかな」と思うように。

飲むことが習慣化した頃、風邪もひきにくく、怪我をしても骨折することはなく、年齢の割には体がしっかりしているなと実感していました。

そして…私は2024年1月、乳がん告知から10年という節目を迎え

完治」という言葉を主治医からいただきました。

知らずに続けてきたビタミンDの服用が、実は「予防薬」として働いていたかもしれません。

さいごに:ビタミンDとがん予防の未来

きゃんばぁば
きゃんばぁば

これまで、ビタミンDって「骨を守る栄養素」として知られていました。

でも最近では、それだけじゃなく、免疫の働きを整えたり、がん細胞の異常な増殖を抑える力あるって注目されているんです。

実際に、国内外の研究でもビタミンDとがん予防の関係が、少しずつ明らかになってきていて、これからの時代、ビタミンDは「ただの栄養素」だけじゃなく「病気を未然に防ぐ」ための大切な要素と認識されていくかもしれません。

私が求める医療は
  • 血中のビタミンD濃度を定期的に測って、足りない分をちゃんとチェックしたり
  • ひとりひとりに合ったサプリメントの提案があったり
  • がんのリスクや体質に合わせた生活習慣のアドバイスを受けられるようになったり

こんな風に、パーソナル(一人ひとりに最適な)で科学的な時代が来てくれたらいいなと願っています。

続きの記事へ…。

第44話はこちらから↓

 

自分の乳がんを学ぼう!きゃんばぁば

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