愛犬の異常行動?51歳の私が乳がんかもしれないと思った瞬間
愛犬が、毎晩私の右胸の匂いだけを、しつこく嗅ぐようになったんです。
2013年4月。念願のマンション暮らしをスタートさせ、仕事も決まり、ワクワクの毎日を送っていました。
しかしある日、何気なく右胸に触れた時、「ん?」という違和感を覚えました。

何気なく触れた右胸に、小さな違和感を覚えました。
反対側の胸にも触れてみましたが、そちらには何もありません。
その時、ふと頭をよぎったのは「もしかして乳がん?」という言葉でした。
そんな5月初旬のことです。

夜になると、愛犬のチワワがなぜか私の右胸の匂いをしつこく嗅ぐようになったんです。
「なんで?」と思いつつ、最初は気にも留めていませんでした。
でも、それが何日も続くとさすがに不安になりました。
気になって、ある日ふと右胸に触れてみると、小豆くらいの硬いしこりを発見したのです。

今思えば、愛犬は私の異変を必死に伝えようとしてくれていたのかもしれません。
それでも、「毎年ちゃんと乳がん検診も受けてるし、大丈夫!」と自分に言い聞かせていました。
胸のしこり=乳がんとは限らないと。

そう思いながらも、心の奥底の不安は拭えませんでした。

私の異変にいち早く気づいてくれました
今思えば、この小さな家族は、必死に私の体の異変を教えてくれていたのかもしれません。
鏡の前に立ち、自己検診してみた結果…

怖いと思いながらも、私はスマホで症状を調べました。
毎晩のように愛犬が右胸の匂いを嗅ぎにくるので、いよいよ怖くなり、震える手でスマホに「乳がん 初期症状」と打ち込みました。

検索して出てきた症状は、私に当てはまるものばかりでした

検索して出てきた症状は、私に当てはまるものばかりでした。
- 固くて動かないしこり。「えっ?硬くて動かない…」
- 胸にひきつれがある。鏡の前で右腕を上げてみると「ある!」
- 乳首から茶色い分泌物が出る。
試しにつまんでみると
「出た…」
「やっぱり当てはまっているかもしれない」と、不安がどんどん大きくなっていきました。

「もしかして」ではなく、「乳がんかもしれない」と感じた瞬間でした。

この時の私は、まさかこの“しこり”が、後に私の人生を大きく変えることになるなんて思ってもいませんでした。
毎年乳がん検診を受けていたのに・・・

毎年検診を受けていたからこそ、すぐには受け止められませんでした。
毎年乳がん検診を受けていたのに「なんで?」とショックで泣きそうになりました。
「でも、今気付けたってことは早期発見かも!」と前向きに考え直そうと必死でした。
もしあの時、「検診をしているから大丈夫!」と安心し切って、愛犬のサインや自分の胸の異変を放置していたらと思うと、今でもゾッとします。
病院に行けば“答え”が出るのが怖かった

病院へ行けば答えが出る。そのことが、何より怖かったのです。
こうして私と乳がんとの闘いの日々が始まりました。
でも、どこの病院で検査をすればいいのか全くわからない。
心のどこかで「もしかしたら乳がんではないかも」という淡い期待もあり、なかなか次の一歩を踏み出すことができませんでした。
眠れない夜が続き、お風呂場で一人、何度も自分の胸を確かめる日々。

不安は夜になるほど大きくなり、眠れない日が続きました。
それでも、現実は待ってくれません。
震える手で病院を予約し、運命の検査へと向かうことになります。
そこで私を待っていたのは、想像以上に過酷な現実でした。

怖くても、確かめるために病院へ向かうしかありませんでした。
先生の口が動いているのに、“トリプルネガティブ”という聞き慣れない言葉しか、私の頭には残りませんでした——。
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乳がんを乗り越えた翌年、今度は夫の闘病が始まりました。
その8ヶ月の記録も、ひとつの物語として残しています。
👉 40年連れ添った夫を見送って。ステージ1から始まった8ヶ月の闘病と、私がたどり着いた「納得」という答え(noteで無料公開中)



