【夫の病気編:第3話】治療方針について夫婦で話し合ったこと

セカンドライフ
話し合う夫婦のイラスト

この日から、治療の話し合いが始まりました。

相談をする夫婦のイラスト

(妻の心の声)そんなに簡単な話しじゃないのに..

夫に訴える妻のイラスト

夫は「食道がんの手術」を甘く見ているなと感じました。

夫の話を聞く妻のイラスト

夫は「食道がん」の手術は簡単だと思っていたようです。

困った女性と閃いた女性のイラスト

夫は、自分の病気について調べるタイプではないから、答えやすいように質問してみよう。

夫に質問する妻のイラスト

夫の答えは、なんとなくわかっていました。

夫が妻の質問に答えているイラスト

そうだよね!

閃いた妻のイラスト

一つ一つ、話して決めることが、私たちの不安を少しずつ軽くしてくれた気がします。

話し合う夫婦のイラスト

治療のことも、これからのことも一緒に考えていけるって心強いだろうな。

ほっとする夫婦のイラスト

まだまだ不安はあるけど、前を向いていける気がしました。

がんと診断されたあとの「治療をどう選ぶか」について夫婦で話し合いました。

どの治療を選ぶかは、再発リスクや生活の資(QOL)そして、本人の希望によって大きく変わります。

大切なのは「医師に任せる」のではなく「家族と一緒に考えて決めること」

医師の説明をきちんと聞いた上で、少しの意識と、ちょっとした会話の工夫が、家族で納得して治療を選ぶことにつながると思います。

食道がんの主な治療について

進行度(ステージ)によって選べる治療法は変わります。

食道がんの治療法
内視鏡的切除(ステージ0) がんが粘膜にとどまっているごく初期の場合、体への負担が比較的少なく入院期間も短め。
抗がん剤+手術(ステージⅠ〜Ⅱ) 中期の治療。手術による根治を目指すが術後の生活の質(QOL)に影響することも。
化学放射線治療(ステージⅢ〜Ⅳ) 手術が難しい場合などに行われる治療法。QOLを保ちやすいが、再発率とのバランスを考える必要があります。

治療法を選ぶとき「どれが正解か」ではなく「自分たちにとって一番納得できる選択か」が大切だと感じています。

食道がんの治療法について詳しく知りたい方はこちらから
きゃんばぁば
きゃんばぁば

次回のお話は、夫のがんで知った家族に苦しみについて…。

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