楽しい旅が終わり、新たな選択へ:乳がん手術までの道のり 

手術へ向けて主治医との話

主治医から消滅した乳がんの手術方法について丁寧な説明を受けた日。
温存手術の安全性や全摘出のデメリットについても詳しく教えてもらいました。


手術前日は不安でいっぱいでしたが、病棟担当のT先生が温かく対応してくださったおかげで、前向きな気持ちで手術に臨むことがができました。

医療チームのおかげで安心して、手術を受けることができたのです。

手術後主治医から「がんは消滅していました」と嬉しい報告を受けました。

この記事では術式をが決まるまでと手術の日のことを綴っています。

目次

手術前の診察 術式について主治医との話し合い

手術前の診察では、主治医からがんの状態や手術の詳細、日程について説明を受けました。そして入念な検査の結果、がんが消滅していることが確認できたため、温存手術を提案をされましたが、私は全摘出を希望しました。

トりプルネガティブ乳がんで再発のリスクが高いため不安があり、全敵手術を希望したのですが、主治医からは温存術を強く勧められました。

その際、先生は温存手術について丁寧に説明をしてくださり、温存術の安全性や全摘手出術のデメリットについても話してださいました。それでも私は不安があり先生に多くの質問をしました。

温存術のメリット

先生は私の疑問に、一つひとつ時間をかけて答えてくださいました。

  • 乳がんが再発をする際は、全身転移が主であり乳房だけ摘出しても再発予防にはならないこと
  • もし全敵すると体のバランスも悪くなる可能性があること
  • がんが消滅している可能性があるため全敵する必要がないこと
  • 傷口が少なく、術後の回復も早いこと

そして全摘出をしても温存術にしても再発率は変わらないデーターがあると説明を受けました。

温存術のデメリット

  • がんの取り残しが起こる可能性がある
  • 放射線治療を行わなければならない

私はこのがんの取り残しが怖かったのですが、がんが消滅しているので心配はないと主治医から説得され、温存術に決めました。

こうして乳房温存術に決まりました。

全摘出のデメリットについても話してくださいました。術後の痛みや痺れ、腕を動かしにくいなど術後の後遺症が出る可能性が高いとのことでした。

手術前日の不安な気持ちは、エコー検査で解消した!そしていざ手術へ

前日入院でのこと

手術日は2014年3月12日でした。

手術前日に入院した際、術式に不安な気持ちがまだ残っていたので、病棟担当のT先生に相談しました。

この時先生は私が安心できるように、もう一度エコー検査を行なってくれました。先生の温かい対応に今も感謝しています。

手術の日のこと

当日は病室でストッキングを着用し手術室に向かいました。
(この後入念な本人確認が行われ、着替えて手術室に入室)

手術室に入ると先生方が挨拶をしてくださり、その後麻酔がかかり記憶が遠のいていきました。

目が覚めると回復室にいました。
(回復室には2時間程いました。)

先生から手術が無事に終了したことを聞き安心し、その後病室に戻り疲れていたのかよく眠りました。

しばらくして病室に先生が来られ「がんは消滅していましたよ」と伝えられました。

切除した部分は念のために生検に出しているとのことでした。「結果が出るのは2週後で退院後の診察で知らせます。」と説明を受けました。

この時は疲れていたのか「ほんとうにがんが消えてたんだよかったぁ!」喜びというよりほっとした感覚でした。

手術後も病室に戻ってからすぐに歩くこともできましたし、胸の痛みもほとんど感じませんでした。入院期間は5日間でした。

術後の経過

手術後は少し痛みがありましたが、順調に回復していきました。退院後は外来で診察を受け、最後の治療放射線治療を受けることになります。

手術前は不安な気持ちでいっぱいでしたが、先生方やスタッフ温かい対応で安心し手術を受けることができました。そして2週間後の診察日で病理学的にがんが消滅したことを伝えられました。

乳がんの術式は主治医の説明を聞いてしっかり納得して決めましょう。

術式は本当に悩んだよ!きゃんばぁば

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