【夫の病気編:第13話】「がんが小さくなっている」という言葉に支えられた、2回目の抗がん剤治療

夫の病気

いよいよ2回目の抗がん剤治療が始まりました。

6月24日に入院し、まずは、抗がん剤の効果を確認するための、CT検査と血液検査が行われました。

病室で主治医の説明を聞く夫のイラスト

主治医から嬉しい報告を聞いて、希望が湧いてきました。

前向きな気持ちで治療に臨むことが大切です。

そして抗がん剤投与の日がやって来ました。がんが小さくなっていると聞いたことで、治療に向かう気持ちにも前向きな変化が生まれました。

抗がん剤投与を準備する看護師さんと受ける夫のイラスト

治療に向かう気持ちも変わりました。

ところがある日、今回の抗がん剤では、一部の薬の量が減らされていることを知った夫は、主治医にその理由を尋ねました。

主治医と治療について話す夫のイラスト

夫は疑問に思ったので、主治医に質問しました。

標準の量に戻した理由については、詳しい説明はなかったようですが、疑問に感じたことを質問することは、納得して治療に向き合うための大切な一歩です。

病室で薬を飲む夫のイラスト

副作用が出る前に薬を服用したことで、前回より軽い副作用で済んだようです。

今回は副作用が出る前に、薬を服用したため、吐き気、便秘、下痢、胃痛、の症状はあったのですが軽くすみました。

病室でご飯を食べる夫のイラスト

病院食は相変わらず口に合わず、自宅から持ち込んだ食品を毎日食べていました。

私はできれば、栄養管理された病院食を食べてほしかったのですが、本人が「どうしても食べたくない」というので困っていました。

夫のお見舞いに食べ物を届ける妻のイラスト

お見舞いに行く時は、食べたいものを聞いて持っていくようにしています。

そのため、お見舞いに行くときには食べたいものを聞いて、その日の夕食を買って届けるようにしていました。

今回の抗がん剤治療は、2日目の6月25日午前中から始まり、6月30日の午後に終了しました。

副作用で骨髄抑制が起こり、白血球を増やす注射を2回行いましたが、無事退院することができました。

入院期間は13日間でした。

そばで見守る家族として…私の想い

入院のたびに、心配で眠れない夜もあります。

正直、もっと病院食を食べてほしいと思ったり、勝手にイライラしたり、色んな気持ちがぐちゃぐちゃになることもありました。

でも、本人が「これでいい」と言うならできることをしてあげたいと思っています。

こらからも、夫の病気のことを私の思いを込めて、書いていけたらと思っています。

 

きゃんばぁば
きゃんばぁば

次のお話しは、3回目の抗がん剤が始まるまでのこと。

 

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