乳がんの告知の日…検査で明らかに。勇気を出して向き合った私の体験

決断できない日

「行かなきゃ病院!」そう思いながらも結果を受け止める勇気が持てず、悩み続ける日々。

「きっと良性だよね…」淡い希望にすがりながら過ごしていました。

そして乳腺外科クリニックを訪れたあの日、私の人生は大きく動き出しました。

この記事では、自己検診で見つけたしこりが、良性か悪性かを確認するために訪れたクリニックでの体験や、その時の私の思いを綴っています。

少しでも参考になると嬉しいです。


目次

がん検診を受けるか悩んでいるあなたへ

「乳がん検診は怖い…でも早期発見が大切!」そう思っている方に私の体験をお話しします。この記事が検査を受ける一歩を踏みだすきっかけになれば嬉しいです。

乳がんは、早く見つかれば治療しやすい病気ですが、いざ検査を受けるとなると、結果を知るのが怖かったり、不安で足がすくんでしまいます。

「良性かもしれないし…」と病院で告知を受けることが怖く、悩む日が続きました。

悩みながらも病院へ

自己検診でしこりを見つけたとき「これって乳がん?」という不安な気持ちでしたが、同時に「きっと大丈夫だよね」という希望も抱いていました。

でも私は、どこの病院へ行けばいいのかさえわからず、ただただ悩む日々。

そんな時、たまたま朝のTV番組で「乳がん検査の大切さ」を話していたTクリニックのことを思い出し、検査の予約をしました。

予約日までの間は、検査をしてスッキリしたい気持ちと「どうか間違いであってほしい」という思いが心の中でせめぎあっていました。でも正直「乳がんなんだろうな」という確信があったんです。

検査の日そして確信へ

そして、いよいよ予約当日。不安な気持ちでクリニックのドアを開け、優しい先生に出会えたことで少しだけ心が軽くなりました。

私はいてもたってもいられず、検査前に「乳がんの可能性高いですか?」と聞いてしまったのです。


そんな私に優しく丁寧に、乳がん検査の方法と結果までの過程を説明してくださいました。

まずは触診。

その後マンモグラフィー検査。(これが痛いんです)

続いてエコーの検査と進む中で、エコーに映っていた影を見てしまい「これはがんだな」と確信しました。

その形がまさに がん=キャンサー(カニ)に見えたんです。

クリニックで生検を受け、3日後に結果を聞く予約をしました。

クリニックで乳がん確定するために行った検査は以下の3つでした。(10年前のことです)

  • マンモグラフィー検査とは→ 乳母専用のX線撮影
  • エコー検査とは→ 乳房に超音波をあてその画像を映し出して状態を確認する検査
  • 生検とは→ 乳房の病変部に太い針を刺し、病変の一部をとりだす検査

告知の日、そしてその後

生検の結果が出るまでの3日間は不安と恐怖で心がいっぱいでした。

祈るような気持ちで結果を聞きに行くと、医師から告げられたのは「乳がんです」という言葉。頭の中が真っ白になり、それ以降の話はほとんど覚えていません。

「毎年乳がん検診受けていたのにどうして?」という思いが、何度も何度も頭をよぎりました。

その後S病院に紹介に紹介状を書いてくださり、詳しい検査を受けるように手配してくださいました。
そして私はクリニックを後にしました。

帰り道〜自宅までのこと

帰り道もどうやって帰ったのか記憶が曖昧です。ただ書店に寄って本を一冊買ったことは覚えています。

道ゆく人たちがみんな幸せそうに見えて、胸が張り裂けそうで、その日自宅に帰ると一人で声を上げて泣きました。

その後、気分が落ち込みうつ状態のようになりました。何もする気がわかず、ただスマホで乳がんの情報をひたすら調べる日々。

それが逆に不安をます結果になりました。

勇気を出して検査を受けよう

がんの告知を受けるのは本当に怖いです。でも、それが治療へのスタートラインでもあります。
「怖いな」と思っているあなたへ、どうか勇気を出して検査を受けてみてください。

この記事があなたの背中を押せたら嬉しいです。

告知は辛い!きゃんばぁば

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