「きゃんばぁば」の歩み〜がんとの出会いから今まで
はじめまして、きゃんばぁばです。
51歳まで大きな病気もなく過ごしてきましたが、2013年に「トリプルネガティブ乳がん」と告げられました。
あの日から、私の人生は大きく変わりました。
不安、涙、そしてたくさんの支え。
それでも前を向いて歩き続け、2024年1月、
ようやく完治という日を迎えることができました。
けれど、その道のりは「終わり」ではなく、
新しい”向き合い”の始まりでもありました。
妹の膵がん、そして夫の食道がん。
今度は、支える側として病と向き合う日々が始まったのです。
このブログでは、私自身の乳がん体験と、
家族の闘病を通して見えてきた”いのちの記録”を綴っています。
同じように病と向き合う方や、ご家族に支えになるような、言葉を届けられたら嬉しいです。
このブログについて
「がんと生きる」をテーマを、
できるだけわかりやすく、あたたかく届けたい….。

このブログでは、私自身のトリプルネガティブ乳がん体験をはじめ、
妹の膵がん、夫の食道がんを通して感じた
「患者として」「家族として」の想いや学びを綴っています。
医学的なことは正確に、
そして、心の部分はできるだけやさしく。
同じように病と向き合う方、
支えるご家族や看護職、医療者の方々にも、
何か感じていただける場所になればと思っています。
病気のことだけではなく、
日々の暮らしや、心の整え方、
小さな幸せを見つけるヒントも発信しています。
どうぞ、ゆっくり読んでいってくださいね🌸
今の私と暮らし
大阪で、夫と14歳になるチワワの「トイ」と暮らしています。
トイは、私の乳がんが見つかるきっかけをくれた小さな命。
抗がん剤治療中、何度も私の涙をそっとぬぐうように寄り添ってくれました。
まるで「頑張って」と言ってくれているようで、その存在に何度も救われました。

いつもそばにいてくれてありがとう。トイ🐶
今も私たち家族にとってかけがえのない存在です。
ただ、14歳になり体調を崩すことが増えてきて、その度に「一緒にいられる時間を大切にしたい」と改めて感じています。
夫も食道がんの治療を続けています。
辛い日もありますが「今日も1日始まったね」と声をかけ合いながら、
穏やかに過ごすことを心がけています。
病気と共に生きる時間は、決して楽ではありません。
けれど、その分何げない日常のありがたさを
少しずつ感じられるようになりました。
まだ“生きているだけで幸せ”とまでは言えないけれど、
それでも、今日もこうして過ごせることに
ほんの少し感謝できるようになりました🍀
大切にしていること
🌸好きな言葉
「大丈夫大丈夫 いつかはここを抜ける日がやってくる」
…吉本ばななさん
苦しいときも、この言葉に何度も救われました。
焦らずに今日を生きること。
そんな小さな積み重ねが、きっと明日につながると信じています。
🌸生き方
「今を大切に生きる」
過去でも未来でもなく、“今日”を丁寧に過ごすこと。
夫の治療や愛犬トイとの日々を通して、
どんな日にも、かけがえのない小さな幸せがあることに気づかされました。
私の「治療歴」はこちらからご覧いただけます。↓
