3回目の抗がん剤治療を終えて思うこと。
7月15日。
夫が3回目の抗がん剤治療のため、入院しました。

この日はCT検査と血液検査も行われました。
この日は血液検査とCT検査もあり、私は家でずっと落ち着かない気持ちで過ごしていました。

手術ができないって言われたらどうしよう?
「今回、目に見える効果がなければどうしよう…」
そんな不安が、頭から離れませんでした。
夫のがんはステージ4の食道がん。
正直に言うと「根治は難しいかもしれない」と覚悟している状況でもあります。
そんな中、夫から検査結果の連絡が入りました。

その言葉を聞いて、嬉しくて泣いてしまいました。
けれど、原発の食道がんについては、残念ながら期待ほどの縮小はなかったそうです。
夫を通して、主治医の説明も聞きました。

そう聞いた夫は、治療の重みを感じたそうです。
この言葉を聞いて、心の中で強く願いました。
「どうか、この治療が効いてがんが消えるくらい小さくなってほしい」
食道がんは、ステージに関係なく薬がしっかり効けば予後が変わると言われています。
初期治療の今、私たちも主治医も「ステージ4でも根治を目指す」という気持ちで治療に向き合っています。
治療内容と入院期間
夫が受けた抗がん剤治療は、以下の組み合わせです。
- オプジーボ(免疫チェックポイント阻害剤)
- 5-FU
- シスプラチン
- ドセタキセル
今回の入院期間は7月15日から26日までの12日間。
6月から始まった抗がん剤治療も、これで3回目となり、無事に終えることができました。

3回受けた抗がん剤治療と免疫療法の組み合わせです。
今回の入院中も、下痢や骨髄抑制(白血球減少)などの副作用はありましたが、夫は体力があるのか、思ったより元気に過ごしていました。

きゃんばぁば
次のお話は、抗がん剤治療を受けたあとの日々の様子と、その間に受けた検査についてです。
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