【夫の病気編:16話】まだあきらめない!3回目の抗がん剤へ思いを込めて、がんと闘う日々

セカンドライフ

3回目の抗がん剤治療を終えて思うこと。

7月15日。

夫が3回目の抗がん剤治療のため、入院しました。

CT検査を受ける夫のイラスト

この日はCT検査と血液検査も行われました。

この日は血液検査とCT検査もあり、私は家でずっと落ち着かない気持ちで過ごしていました。

リビングで考え事をしている妻のイラスト

手術ができないって言われたらどうしよう?

「今回、目に見える効果がなければどうしよう…」

そんな不安が、頭から離れませんでした。

夫のがんはステージ4の食道がん。

正直に言うと「根治は難しいかもしれない」と覚悟している状況でもあります。

そんな中、夫から検査結果の連絡が入りました。

電話をする夫婦のイラスト

その言葉を聞いて、嬉しくて泣いてしまいました。

けれど、原発の食道がんについては、残念ながら期待ほどの縮小はなかったそうです。

夫を通して、主治医の説明も聞きました。

病室で主治医と話す夫のイラスト

そう聞いた夫は、治療の重みを感じたそうです。

この言葉を聞いて、心の中で強く願いました。

「どうか、この治療が効いてがんが消えるくらい小さくなってほしい」

食道がんは、ステージに関係なく薬がしっかり効けば予後が変わると言われています。

初期治療の今、私たちも主治医も「ステージ4でも根治を目指す」という気持ちで治療に向き合っています。

治療内容と入院期間

夫が受けた抗がん剤治療は、以下の組み合わせです。

  • オプジーボ(免疫チェックポイント阻害剤)
  • 5-FU
  • シスプラチン
  • ドセタキセル

今回の入院期間は7月15日から26日までの12日間。
6月から始まった抗がん剤治療も、これで3回目となり、無事に終えることができました。

病室で抗がん剤治療を受ける夫のイラスト

3回受けた抗がん剤治療と免疫療法の組み合わせです。

今回の入院中も、下痢や骨髄抑制(白血球減少)などの副作用はありましたが、夫は体力があるのか、思ったより元気に過ごしていました。

きゃんばぁば
きゃんばぁば

次のお話は、抗がん剤治療を受けたあとの日々の様子と、その間に受けた検査についてです。

続きのお話はこちらから↓

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