【夫の病気編:第10話】化学放射線治療から化学療法+手術へ、入院中に決まったもう一つの道

夫の病気

「手術も受けたい」その思いを伝えたことで、消化器内科と外科の医師たちによる、話し合いが行われたようでした。

その日、夫は夕方まで病棟で待機することに。

入院している部屋から大阪城を眺める夫の写真

どんな治療も受けると決めてから、少し気持ちが楽になったようでした。

夕方、かつてこちらから手術をお断りした外科のS先生が、病室に来てくださいました。

病室で医師と話をする夫のイラスト

たとえ生活の質が落ちても、「生きたい」と心から思ったんです。

夫は、素直な気持ちを先生に伝えたそうです。

医師にお礼を伝える夫のイラスト

S先生に、夫は無言で頭を下げたそうです。

そう言い残して、部屋を出て行かれました。

翌朝、主治医となるS先生が病室に来てくださり…手術を前提として、外科で抗がん剤治療を受けることになりました。

患者と医師が握手しているイラスト

先生を信頼して、治療を頑張るぞ!

その後、これまで担当医だった消化器内科の先生が病室に

医師にお礼を伝える夫のイラスト

消化器内科の先生は、早い段階から外科治療の選択肢を勧めてくれていました。

外科治療から、化学放射線治療へと方針を変更して、お世話になった消化器内科の先生。

その後、「手術も視野に入れて治療を受けたい」と申し出たことで、再び治療方針が大きく変わることになりました。

医師から治療計画の説明を聞く夫のイラスト

「どんな治療も生きるためにやるしかない」と思ったそうです。

主治医から、治療計画の説明を受けた夫。

翌日から始まる抗がん剤治療は、手術に向けた大きな一歩。

治療の選択は、迷いと決意の連続でした。

きゃんばぁば
きゃんばぁば

次のお話は、いよいよ始まった術前抗がん剤治療のこと

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